岩国市長選、投票始まる＝艦載機移転争点、深夜に大勢判明−山口（時事通信）

2008年02月10日(日) 09時00分

　在日米軍再編に伴う岩国基地への空母艦載機移転の是非を最大の争点とする山口県岩国市の出直し市長選の投票が10日午前7時から、一部を除く市内の投票所で始まった。投票は午後8時に締め切られ、即日開票される。深夜には大勢が判明する見込み。
　午前11時現在の投票率は前回同時刻を0．73ポイント上回る24．26％。前回の最終投票率は65．09％だった。
　立候補しているのは、艦載機移転容認派が擁立した前自民党衆院議員の福田良彦氏（37）と、移転に反対する前市長の井原勝介氏（57）の無所属2氏。
　移転容認派が過半数を占める市議会との対立が続いた井原氏が昨年12月、任期途中に辞職したのに伴う選挙。　

【関連記事】出直し岩国市長選、2氏が立候補=米艦載機移転の是非争点-山口
【関連記事】米艦載機移転の是非争点に=山口県岩国市長選、来月3日告示
【関連記事】大阪知事に橋下氏初当選=自公が支援、民主との対決制す-38歳、現役最年少
【関連記事】日米が「思いやり予算」新協定に署名=光熱水費、3年で8億円カット