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2008年02月09日(土) 18時40分

MSの買収提案、米ヤフーが結論先送り…臨時取締役会読売新聞

 【ニューヨーク=池松洋】インターネット検索世界2位の米ヤフーは8日、電話による臨時取締役会を開き、ソフトウエア最大手のマイクロソフトによる買収提案への対応を協議した。米メディアが一斉に報じた。

 取締役会では、マイクロソフトに対して446億ドル(約4兆7500億円)の買収提示額の引き上げを求める案と、グーグルとの業務提携の2案を軸に協議した。しかし、結論は出ず、改めて取締役会を開くことになった。

 ヤフー経営陣は、マイクロソフトによる買収を避けて、経営の独立性を維持したい考えと見られるが、現時点ではマイクロソフト以外に有力な対抗馬は出ていない。

 米メディアによると、ヤフーの大株主の投資ファンドが、マイクロソフトに対して買収額を上乗せする意向があるか打診するなど、ヤフー経営陣に対する株主側からの圧力も高まっている。

 ヤフーはネット検索最大手のグーグルとネット広告事業で提携して、収益力の向上を図ることも有力案として検討している。ただ、米ネット検索市場での両社の合計シェア(占有率)は8割に達するため、独占禁止法に抵触する可能性もあり、ヤフー経営陣の選択肢は狭まりつつある。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080209-OYT1T00466.htm