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2008年02月09日(土) 00時50分

千葉で回収の4袋から微量殺虫剤検出読売新聞

 日本生活協同組合連合会は8日、千葉県内の組合員から回収した中国・天洋食品で製造された「CO・OP手作り餃子(ギョーザ)」4袋のギョーザから、0・02〜0・05ppmのメタミドホスが検出されたと発表した。

 商品の製造日は昨年9月8日。同日製造の同じ銘柄の商品2袋のギョーザから、すでに0・02ppmと0・04ppmのメタミドホスが検出されており、微量の殺虫剤が検出された商品は計6袋となった。同連合会によると、4袋は別の組合員が購入し、食べた人は腹痛や下痢の症状があったという。

 食品衛生法ではニラ0・3ppm、キャベツ1・0ppm、小麦0・01ppmなど農産物ごとに残留農薬基準が定められているが、加工品についての基準はない。千葉市の母娘が中毒を起こした昨年10月20日製造の同じ銘柄のギョーザからは130ppmが検出されていた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080209-OYT1T00055.htm