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2008年02月09日(土) 02時09分

日弁連会長に宮崎誠氏が当選朝日新聞

 日本弁護士連合会(約2万5000人)の会長選が8日投開票され、司法制度改革推進派の宮崎誠氏(63)=大阪弁護士会=が反対派の高山俊吉氏(67)=東京弁護士会=を抑えて当選した。仮集計で宮崎氏が9402票(得票率約56%)、高山氏が7043票(同42%)、投票率は66.52%だった。任期は4月から2年。宮崎氏は09年春に裁判員制度が始まる時の会長となる。

 選挙戦で宮崎氏は従来の司法制度改革推進の路線を継承するとしつつ、司法試験合格者を2010年までに年間3000人にするという政府の法曹人口の増員計画については見直しを求める方針を示した。改革反対派の高山氏もかなりの票を集めたと言え、今後のかじ取りは難しそうだ。15日の選挙管理委員会で当選者が最終確定する。 アサヒ・コムトップへ

http://www.asahi.com/national/update/0208/TKY200802080448.html