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2008年02月09日(土) 01時24分

未調理品1個からジクロルボス検出 福島県警朝日新聞

 日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区)の自主検査で、有機リン系農薬成分「ジクロルボス」が検出された中国・天洋食品製冷凍ギョーザの未調理品の皮と具から、ジクロルボスのほか、トルエン、ベンゼン、キシレンが検出されたと福島県警が8日発表した。警察当局の鑑定で、これらの成分が検出されたのは初めて。

 ジクロルボスやトルエンなどが検出されたのは、製造日が昨年6月3日で、コープあいづのコープバリューぷらざ店(福島県喜多方市)で同11月に回収された「CO・OP 手作り餃子(ギョーザ)」。日本生協連から千葉県警経由で取り寄せた未調理品1個と検査済みの3塊を福島県警の科学捜査研究所が鑑定したところ、3塊と同様、未調理品からもジクロルボスなどが検出された。生協連の検査時と同じく、メタミドホスは検出されなかった。 アサヒ・コムトップへ

http://www.asahi.com/national/update/0209/TKY200802080509.html