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2008年02月08日(金) 15時00分

再編の是非:出直し岩国市長選 選挙戦あと2日 両陣営、最後の盛り上げ必死 /山口毎日新聞

 岩国市の出直し市長選の選挙運動期間は、残すところあと2日。新人で自民前衆院議員の福田良彦候補(37)と、前市長の井原勝介候補(57)が激しく競り合っており、両陣営は最終盤の盛り上げに必死だ。
 福田候補は岩国青年会議所や同級生など同年代の仲間を連れて街頭演説し、「岩国を変えよう」の大合唱で締めくくる。
 支援する市議の1人は「米大統領選の候補指名争いで、オバマ上院議員が『チェンジ』を訴え、上昇ムード。若者は変化を求めている」と解説。陣営は「高齢者層は井原氏支持が多い」との読みに立ち、20代から40代での支持拡大を狙う。
 一方の井原陣営には、県内外からさまざまな応援団が続々と岩国入りする。薬害エイズ訴訟で国と渡り合った川田龍平参議院議員が駆けつけ、8日の個人演説会や、9日の街頭演説に同行する予定。また、勝手連的に支援する社民党は、辻元清美衆院議員らを投入する。
 支援する市議は「全国の注目を受けて、手応えは十分」と話している。【大山典男】
〔山口版〕

2月8日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080208-00000160-mailo-l35