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2008年02月07日(木) 18時24分

未成年のフィルタリング、認知度は約7割だが未使用も約7割〜MMD研究所調べRBB TODAY

 アップデイトが社内に設置しているMMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は1月25日〜1月29日の5日間に、10代以下の未成年者を対象とした「未成年の携帯電話利用に関する実態調査」を実施、結果を公表した。

その他の集計グラフ

 stratationが運営する無料ホームページ作成サービス「00HPメイカー」、Waybが運営する「モバポチャ」ほか、計10社・モバイル11サイトの協力で実施したもので、有効回答は605人(男性:16.0% 女性:84.0%)。

 利用している携帯電話の契約名義について調査したところ、自分自身で契約していると回答したユーザーは34.7%(女性34.4%、男性36.1%)、親権者または家族名義の契約端末を利用しているユーザーは64.1%(女性64.3%、男性62.9%)となった。

 家庭内における携帯電話利用ルールについて調査したところ、「有料サイト利用に関するルールがある」65.1%や「通話に関するルールがある」36.0%が多勢を占めた。

 迷惑メール対策については、「していない」31.2%と比較的多いものも、「している」54.2%となった。

 フィルタリングについては、72.4%が「知っている」と回答した一方で、「利用している」はわずか8.7%となり、「利用していない」72.4%、「利用しているかわからない」18.9%など、フィルタリング機能に関する具体的な情報が利用者に完全に浸透していないことが伺える結果となった。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080207-00000030-rbb-sci