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2008年02月07日(木) 08時01分

非認定“名誉博士号” 山口大准教授も使用産経新聞

 山口大学の准教授が公的な認定のない米国の大学の“名誉博士号”を採用審査書類に記載していたことが、分かった。同大は6日、文部科学省へ報告。これを受け、文科省による実態調査で、採用・昇進の審査書類に使用した事例は、全国の国公私立大47校52人に増える見込み。

 同大によると、准教授は平成13年、米国ハワイ州に設立された大学に論文を提出し、“名誉博士号”を取得。16年に准教授の採用審査を受けたさい、履歴書に記載した。

 同大は「名誉博士号は報告しなくてよいと考えていた」と理由を説明。准教授は、採用前に発行した著書にも「教育学博士」と記載したとして、口頭注意を受けている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080207-00000081-san-soci