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2008年02月07日(木) 11時01分

盗品等有償譲受:盗品隠しネットで販売 容疑の2人を追送検 /茨城毎日新聞

 盗品であることを隠してインターネットで販売したとして、県警組織犯罪対策課と常総署は6日、東京都足立区大谷田4の自動車販売業、石川博司(33)▽同店従業員で埼玉県草加市青柳8、田中康弘(32)の両被告=盗品等有償譲受罪で公判中=を組織犯罪処罰法違反容疑で追送検し、盗品を供給していたブラジル国籍の男6人を窃盗容疑で逮捕したと発表した。
 調べでは、両容疑者は07年5〜6月、ブラジル人から盗品のカーナビ14台を購入。製品番号を削り、架空の会社名でネットオークションに出品して盗品であることを隠した上で、同5〜7月、13台を計96万円で売却した疑い。
 両容疑者は自動車部品の取引でブラジル人と知り合い、カーナビを1台3万〜11万円で入手。ほぼ3倍の値段で売却していたという。県警は同年6月以降、両容疑者やブラジル人らを相次いで逮捕。茨城、埼玉、群馬で67件(被害総額840万円)の窃盗事件に関与したとみている。【山本将克】

2月7日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080207-00000018-mailo-l08