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2008年02月07日(木) 16時55分

大阪市職員、同僚殴る カラ残業工作断られ 傷害容疑逮捕産経新聞

 カラ残業の偽装工作を断られたことに腹を立て同僚を殴ったとして、大阪府警淀川署は7日、傷害容疑で、大阪市建設局北部下水道管理事務所十八条下水道センター職員、栂野準一容疑者(37)=同市住之江区南港中=を逮捕した。調べに対し、栂野容疑者は容疑を否認しているという。

 調べでは、栂野容疑者は昨年12月7日夕、同僚の男性(35)に「午後7時半ごろまで働いたようにタイムカードを押してくれ」と依頼し帰宅。しかし同月11日に同僚が実行していなかったことに気づいて腹をたて、肩などを殴るなどし軽傷を負わせた疑い。

 同センターによると、栂野容疑者がカラ残業を繰り返しているなどとする情報が昨年12月、寄せられ調査していた。調査に対し、栂野容疑者はカラ残業の関与は否定していたという。同センターの菊岡清隆担当課長は「他の職員にもカラ残業がないか、調査をしている」としている。

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