印刷用インキ環境偽装、さらに４社（産経新聞）

2008年02月05日(火) 21時59分

　印刷用インキの環境偽装問題で、業界大手のサカタインクスは５日、「エコマーク」や「ソイシール」を添付して出荷したオフセットインキと新聞インキの一部に、基準を満たしていない製品があったと発表した。

　社内調査結果によると、基準違反での出荷量は、エコマーク製品が月間３４．３トン（マーク添付品の１．１％）、ソイシール製品は同４．４トン（同０．５％）だった。

　世界最大手の大日本インキ化学工業などでも発覚した偽装は業界全体でも相次いで明らかになっており、日本新聞インキ（東京都港区）、東京インキ（同北区）、東洋インキ（同中央区）も同日、偽装を公表した。

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