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2008年02月05日(火) 21時00分

返却ギョーザ1袋から新たに2つの穴 大阪・枚方市産経新聞

 中国製ギョーザ中毒事件で、大阪府枚方市のスーパーから返却されたギョーザ6袋のうち新たに1袋から小さな穴2つが見つかったことが5日、兵庫県警の調べで分かった。穴は長さ1.5ミリで、2ミリの間隔をあけて並んで確認された。袋の内側からは殺虫剤が検出されなかった。

 穴が見つかったのは、兵庫県高砂市の家族が中毒被害に遭ったものと同じ昨年10月1日に天洋食品で製造された「中華deごちそう ひとくち餃子(ぎょうざ)」。

 これまでに6袋のすべての表面から有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が検出され、このうち、穴と筋状の傷がある袋が1袋ずつ見つかっていた。筋状の傷がある袋の内側とギョーザの皮からも殺虫剤が検出された。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080205-00000956-san-soci