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2008年02月04日(月) 12時03分

柏崎刈羽原発:運転再開、落花生で賛否表明 市民団体が街頭投票−−新潟 /新潟毎日新聞

 中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発の運転再開について賛否を問おうと、市民団体「さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト」が3日、新潟市中央区の万代シティで街頭投票を行った。節分の鬼の面で「賛成」「わからない」「反対」を示し、落花生を入れて投票する方式。
 「反対」に入れた新発田市の自営業、小林健史さん(26)は「地震で初めて、地元に原発があることの重みを感じた」。「原発のことはまったく知らない」という20代の女性は「わからない」に投票。新潟明訓高2年の大滝千輝さん(17)は「みんなが安心できるまで再開してほしくない」と考え込んでいた。
 この日の結果は「賛成」53票、「わからない」176票、「反対」567票。呼びかけ人の一人、新潟市の石山謙一郎さん(59)は「若い人が原発に関心を持つきっかけになれば」と話していた。【黒田阿紗子】

2月4日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080204-00000092-mailo-l15