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2008年02月04日(月) 06時12分

能代商議所、不適切処理500万円 補助金大半留保河北新報

 能代商工会議所(広幡信悦会頭)が2002、03年度、国と秋田県能代市の補助金を受けて行った観光関連事業で、総事業費600万円のうち約500万円を事業に使わず不適切に処理していた疑いのあることが、市の3日までの調査で分かった。

 市によると、事業終了後の04年4月、同会議所が管理する補助金の預金通帳から約515万円が引き出され、一般会計に繰り入れられていた。国と市の補助金計525万円の大半を留保していたとみられる。

 実績報告書や領収書を偽造して水増し請求し、事業費を使い切ったように装っていたという。

 市は引き続き、不適切処理した目的や経緯など実態調査を進める。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080204-00000009-khk-l05