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2008年02月02日(土) 15時01分

中国製ギョーザ中毒:“体調不良”新たに21人 「農薬中毒の可能性低い」 /京都毎日新聞

 中国製冷凍ギョーザによる中毒問題で、1日も府と京都市の相談窓口には100件を超える相談電話が寄せられた。うち計21人から「中国製冷凍食品で体調を崩した」との申し出があったが、府などによるといずれも問題の有機リン系農薬「メタミドホス」の可能性は低いという。
 同日午後5時までに体調不良などの症状を申し出た人は、京都市12人、舞鶴、福知山市各2人、綾部、木津川、宇治、京田辺、八幡市各1人の計21人。いずれも軽症の下痢や腹痛などで、有機リン系中毒のしびれやけいれんはないという。
 また、中国製冷凍食品で体調を崩したことが31日までに判明した、伏見区と右京区の男性の食べ残しからは、問題の農薬の成分は検出されなかった。
 相談窓口は、府は生活衛生課(075・414・4759)と7保健所、京都市は生活衛生課(075・222・3433)と11保健所。【藤田文亮、朝日弘行】

2月2日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080202-00000191-mailo-l26