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2008年02月02日(土) 11時00分

中国製ギョーザ中毒:注意喚起しない店も 県、確認呼び掛け /茨城毎日新聞

 中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、問題となったギョーザを販売しながら購入者に向けた注意喚起が不十分とみられる販売店があることが分かった。県は販売を明らかにしていない店がほかにあるとみて「冷凍庫にある商品を食べる際、注意して確認してほしい」と呼び掛けている。
 新たに販売していたのが分かったのはドラッグストア大手「マツモトキヨシ」の県内8店舗。県食の安全対策室によると、日立市内に住む大学生の女性(20)が先月19日、マツモトキヨシ日立鮎川店でジェイティフーズの「手包みひとくち餃子」を購入。2回に分けて食べたが、いずれも2時間後に吐き気や腹痛などの症状が出たという。同31日に日立保健所に女性が相談し、県はマツモトキヨシでの販売を把握した。
 千葉県松戸市のマツモトキヨシ本社の説明では、本部の指示で問題が発覚した同30日夕には、ジェイティフーズの全商品を店頭から撤去した。販売店を公表するなどの対応はしていないというが、現在まで店に相談や苦情などは寄せられていないという。
 水戸市の県衛生研究所はこの女性の手元に残っていたパッケージを含め、症状を訴えた家庭に残っていたギョーザについて7例の検査を終えた。有機リン系殺虫剤のメタミドホスは検出されなかった。
 一方、いばらきコープは、問題となっている「CO・OP手作り餃子」と同じ製造年月日の商品を4店舗で60袋販売したことを明らかにした。内訳は▽水戸店12袋▽ひたちなか店12袋▽うしく店24袋▽つちうら店12袋。当該商品による体調不良などの報告はないという。
 食の安全対策室によると、1日午後5時までに、県内12カ所ある保健所などへの相談は、健康被害相談が計51件、商品確認や検査依頼などが計56件寄せられた。すべての保健所では2、3の両日も相談を受け付ける。【立上修】
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 ■問題の中国産冷凍ギョーザを取り扱っていた施設■
 ・マツモトキヨシ東海店、水戸千波町店、下館玉戸店、水戸見川店、境FiSS店、明野店、日立鮎川店、常陸大宮店
 ※1日判明分、県などの調べによる

2月2日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080202-00000010-mailo-l08