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2008年02月02日(土) 08時00分

中国製ギョーザ 健康被害、1割症状続く産経新聞

 中国製冷凍ギョーザ中毒事件で全国の保健所に健康被害を訴えた人は厚生労働省の把握分で1日午後6時現在で440人にのぼった。1割ほどが症状が続いているため、各地の保健所が確認を急いでいる。

 厚労省は先月30日から全国の自治体に情報提供を要請。中毒事件の発端となった兵庫県と千葉県の事例を除き、23都道府県から440人の届け出があったことを把握した。さらに厚労省幹部によると、途中集計の約170人のおよそ1割の患者が現在も下痢や嘔吐などの症状が続いているという。ほとんどは軽症。

 健康被害を保健所へ訴えた人の数は次の通り(厚労省把握分)。

 北海道19▽茨城29▽栃木7▽群馬23▽埼玉14▽千葉14▽東京43▽神奈川56▽長野4▽岐阜8▽愛知15▽滋賀13▽京都3▽大阪37▽奈良32▽和歌山4▽鳥取3▽岡山4▽広島8▽山口4▽高知1▽福岡96▽長崎3。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080202-00000100-san-soci