記事登録
2008年02月02日(土) 01時00分

消費者は冷静な態度を=ギョーザ中毒問題で中国政府時事通信

 【北京1日時事】東京の中国大使館報道官は1日、中国製冷凍ギョーザによる中毒事件について、「原因が究明されるまで、日本の消費者が客観的で冷静な態度を維持するよう希望する」との談話を発表した。この問題が中国製食品全体のイメージ悪化につながるのを強く懸念していることを示した。
 談話は、1月30日の問題発覚以降、中国側が取った措置を説明し、「中国政府は食品安全を強く重視しており、企業を厳格に管理している」と強調した。2日に日本に派遣する専門家チームについては、中毒が起きた冷凍ギョーザに関する詳細な情報などに関し日本側から提供を受けたいとしている。 

【関連記事】 【時事ワード解説】食品安全委員会
【関連記事】 冷凍ギョーザ工場、日本側が調査=製造過程など事情把握へ-双日食料
【関連記事】 カネテツが牛すじ串を回収へ=豊田通商が天洋食品から輸入
【関連記事】 中国産紹興酒、品質に問題ないと確認した=メルシャン社長
【関連記事】 中国当局が会見へ=調査の暫定結果公表-冷凍ギョーザ問題

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080202-00000002-jij-int