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2008年02月02日(土) 16時52分

ギョーザ中毒、県内でも健康被害 和歌山市内の4人に症状(和歌山)紀伊民報

 「ジェイティフーズ」(東京都)が輸入した中国製冷凍ギョーザによる中毒問題で、県内でも4人が下痢などの中毒症状を訴えていたことが1日分かった。県内では初めての健康被害で、県庁や各保健所への問い合わせも増えている。
 和歌山市保健所によると1日午後、4人から下痢やめまいなど健康被害の報告があった。4人は和歌山市内在住でいずれも回復に向かっているという。58歳男性は、市内のスーパーマーケットで購入したジ社の「中華deごちそうひとくち餃子」を食べて下痢を発症。14歳女性は30日にジ社の「お弁当大人気!2種のソースのロールキャベツ」を食べて下痢を発症したという。
 県生活衛生課によると、県と県内の各保健所が1月31日に相談窓口を設置したところ、消費者からの問い合わせが1日午後5時までに計67件があった。「購入している冷凍ギョーザを食べて大丈夫か」などの質問が多かったという。
 また、県教委は1日、ジ社が輸入した中国製冷凍ギョーザは、県内の学校給食に使用されていなかったことを発表。問題の冷凍ギョーザを製造していた中国河北省の「天洋食品」製のすべての製品についても、過去3カ月の給食での使用実績と健康被害の有無について、全市町村に報告を求める通知を出した。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080202-00000003-agara-l30