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2008年02月02日(土) 16時00分

中国製ギョーザ中毒:健康被害相談、県内17人 /香川毎日新聞

 中国製冷凍ギョーザ問題で、県や高松市には1日夕までに、冷凍食品を食べておう吐などの症状が出たなど健康被害に関する相談が計17人からあった。
 県と高松市への相談で、「中国製の冷凍ギョーザを食べた」という内容は計5人。このうち、高松市内の高校1年の女子生徒(16)は1月30日午後7時ごろ、「CO・OP手作り餃子40個560g」を1個食べ、翌31日に1回おう吐したという。
 ギョーザ以外の冷凍食品では、▽ロールキャベツ7人▽ワンタン2人▽牛丼1人——などを食べて健康被害の訴えがあった。多度津町の男性は、同29日に、冷凍のごぼう巻きを食べ、翌30日に下痢や発熱の症状が出たという。県環境保健研究センターで残ったごぼう巻きを検査する。
 また、高松市保健所は1日、男子高校生が食べて下痢などの症状が出たロールキャベツを調査した結果、有毒の薬物メタミドホスは検出されなかったと発表した。
 相談は県生活衛生課(087・832・3180)、高松市保健所(087・839・2865)。【南文枝、三上健太郎】

2月2日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080202-00000278-mailo-l37