中国製冷凍食品問題 ギョーザが製造された河北省の工場で双日食料が2日目の調査（フジTV）
中国製の冷凍ギョーザから、有機リン系の薬物「メタミドホス」が検出された問題で、FNNのまとめによると、回収対象商品を食べて異常を訴えた人は、これまでに1,210人にのぼっている。一方、ギョーザが製造された中国・河北省の工場では、2日も日本の関係企業などによる調査が行われている。「双日食料」の小林品質保証室長は「きょうの中心的なところはですね、やはり、薬品保管あたりになると思いますけれど、特にこだわらずにですね、工場全般に確認をしたいなと思っております」と話した。
問題のギョーザの輸入を仲介した「双日食料」などは、調査2日目の2日、製造記録をチェックし、原材料や薬品の取り扱いなどについてくわしく調べることにしている。
1日の調査では、工場内に農薬「メタミドホス」があるかどうかに焦点を置いて、薬剤保管庫を調べたが、「メタミドホス」はもとより、防腐剤などの薬剤もなかったという。
しかし、「天洋食品」の元従業員の証言によると、工場内では、ネズミ捕り用のテープが床に張られていたということで、工場内で、何らかの毒物を使っていた可能性は排除できない。
一方、中国は2日夜、政府の調査員5人を訪日させ、厚生労働省の担当者らと調査の現状について情報交換するほか、問題究明の方策を話し合うことにしている。
[ high
/ low
]
[ high
/ low
]
2008/02/02 12:08