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2008年02月01日(金) 00時00分

生協が販売代金返還へ読売新聞

ギョーザなど2万個対象

 青森市柳川のコープあおもり本部には31日、「中国産食材の利用をやめて」といった苦情や要望の電話が約30件寄せられ、職員が対応に追われた。この日の理事会では、自主回収対象の「CO・OP手作り」「CO・OP本場中国肉餃子」「ジェイティフーズ ミニロールキャベツ」について、昨年1月以降に販売した計2万237個の代金を購入者全員に返す方針を決めた。理事会では「検査体制はどうなっているのか」との疑問の声が理事からも出たといい、土嶺彰理事長は「生協の宝だった信頼性が崩れてしまったが、地道に回復に努めたい」と話した。

 一方、弘前市など2市1町1村の組合員に昨年3月以降、該当商品約2200個を配送したコープあおもり弘前支部(三上真弘支部長)には31日、組合員から「食べてしまったが大丈夫か」といった問い合わせや抗議が50件以上寄せられた。同支部は同日、組合員から該当商品約150個を回収した。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20080201-OYT8T00058.htm