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2008年02月01日(金) 00時00分

「中国製冷凍」撤去広がる読売新聞

 県内の小売店では31日、中国製冷凍食品を店頭から撤去する動きが広がった。

 県庁・県民生協(青森市)は、青森市内の3店舗の店頭に残っていた「中華deごちそう ひとくち餃子」80個をすべて撤去。「県庁生協つくだ店」では、中国製の他の冷凍食品も「返品したい」という問い合わせが相次ぎ、担当者が頭を抱えていた。

 自主回収対象外の商品の撤去も相次いだ。北東北3県で41店舗を展開するユニバース(八戸市)は「陳列しておけば不安をあおる可能性がある」として、ジェイティフーズ社から仕入れた冷凍食品は自主回収対象外の製品も撤去。イトーヨーカドー八戸沼館店(八戸市)も同様に約100点を自主撤去した。

 マックスバリュ東北(秋田市)は、自主回収対象の約700点を撤去した。

 全20店舗で自主回収対象外の8商品を撤去したマエダ(むつ市)の担当者は、「しばらく冷凍食品の消費が落ち込むかもしれない。中国製品がすべて販売中止になったら売り場が成り立たなくなる」と力無く話した。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20080201-OYT8T00059.htm