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2008年02月01日(金) 23時45分

千葉のギョーザ、許容量9倍超のメタミドホス検出読売新聞

 「コープネット事業連合」(さいたま市南区)は1日、千葉市稲毛区の主婦(36)がちばコープの「コープ花見川店」(千葉市花見川区)で購入したギョーザから国が定めるニラの残留基準値(0・3ppm)の400倍超にあたる濃度130ppmの有機リン系殺虫剤「メタミドホス」を検出したと発表した。

 千葉県警の鑑定でも、ギョーザの皮と具の両方からメタミドホスが検出された。主婦の吐しゃ物からも検出されている。

 いずれも未調理の物を調べた。事業連合の検査では、ギョーザ1個(14グラム)当たり1・82ミリ・グラムに相当する濃度だった。体重50キロの人だと1日許容摂取量の9・3倍にあたり、事業連合は「残留農薬としては、通常考えられない濃度だ」という。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080201-OYT1T00733.htm