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2008年02月01日(金) 10時01分

対象ギョーザ7店舗で販売中国新聞

 中国製冷凍ギョーザによる食中毒により、健康被害の出た対象の商品が山口県内の7店舗の店頭で販売していたことが31日、県のまとめで分かった。また、コープやまぐち(山口市)も組合員に配達する商品として一時、取り扱っていた。県はスーパーへの立ち入り調査をし、対象商品の撤去や消費者への周知を指導した。

 県生活衛生課によると、被害の出た「中華deごちそう ひとくち餃子」を店頭で販売していたのは、フジグラン岩国、山口、宇部の3店、パルティ・フジ南岩国、西宇部の2店、フジ長門店、ダイエー下関店。いずれも同日までに撤去した。フジ系列の6店では計141袋を回収した。「CO・OP手作り餃子」は、コープやまぐちが昨年3月から9月まで、共同購入の商品として扱っていた。販売実績については各店で調査を続けている。

【写真説明】店の責任者(左端)に消費者への周知の徹底を呼び掛ける山口環境保健所の職員(山口市のフジグラン山口)

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200802010003.html