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2008年02月01日(金) 19時10分

千葉で基準百倍殺虫剤 ギョーザ不安、名古屋市が窓口東京新聞

中国製ギョーザによる中毒で、コープネット事業連合(さいたま市)は1日、千葉市稲毛区の無職女性(36)宅で回収されたギョーザから検出された有機リン酸系殺虫剤「メタミドホス」が、130ppmと極めて高濃度だったと明らかにした。

 厚生労働省によると、残留メタミドホスの検疫基準はキャベツで1・0ppm、ニラで0・3ppm。ギョーザから検出されたメタミドホスは基準の約100−400倍で、事業連合は「残留農薬としては考えにくい数値」としている。

 1月29日に千葉県警からメタミドホスが検出されたとの連絡を受け、事業連合が食品環境検査協会(東京)に追加検査を依頼。検査協会でメタミドホスに限定した検査を実施、31日に結果が出た。ギョーザをすりつぶして調べるため、殺虫剤がギョーザのどの部位から検出されたかは不明。

 検体は女性宅に残っていたギョーザで事業連合が回収した。

(共同)

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 食品の偽装問題が相次ぎ、「食の安全」に関心が高まっているのを受け、名古屋市は1日、食品の衛生管理などの情報提供を受け付ける専用電話「みんなで守ろう『よい食』ダイヤル」を開設した。初日は、中国製冷凍ギョーザの農薬混入問題を心配する人から午後1時までに10件の相談があった。

 市に寄せられる食に関する苦情は、昨年10月に和菓子の老舗「赤福」の偽装が発覚してからは、これまでの月平均60件から、ほぼ倍増。内部告発も増えており、これまでの窓口だった保健所などに加え、新たに専用電話を設け情報を募る。寄せられた情報は立ち入り検査に活用する。

 中国製の冷凍ギョーザ問題を受け、50歳代の男性から「冷蔵庫に冷凍食品があるが、他のメーカーの商品は大丈夫か」と相談があった。担当者は「食に不安を抱える市民は多い。専用電話を監視強化のきっかけにしたい」と話した。

 「よい食」ダイヤルは=電052(961)4149。受け付けは、月−金曜日の午前8時45分−午後5時15分。

(中日新聞)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008020190185018.html