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2008年02月01日(金) 23時55分

「現時点でメタミドホスなかった」天洋食品調査の双日食料読売新聞

 【石家荘(中国河北省)=牧野田亨】中国製冷凍ギョーザによる中毒問題で、ギョーザを製造した河北省石家荘市の「天洋食品」に調査に入った商社「双日食料」(東京・港区)の担当者は初日の調査を終えた1日夜、記者団に対し、「現時点で(有機リン系殺虫剤)メタミドホスはなかった」と述べた。

 過去の使用実績については今後、調査を進める。

 現地入りしたのは小林久男・品質保証室長と、双日中国有限公司の宮部敏明・食料部長。小林室長によると、薬品保管倉庫を調査したが、工場内の消毒に使う薬剤しか置かれておらず、殺虫剤や防腐剤はなかった。メタミドホスの過去の使用状況について、小林室長は「明日以降、確認したい。今の段階ではお答えできない」と語った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080201-00000067-yom-soci