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2008年02月01日(金) 21時24分

<中国製ギョーザ>基準百倍以上の高濃度メタミドホス 千葉毎日新聞

 中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、千葉市稲毛区の女性(36)方で食べ残しになっていたギョーザから、濃度130ppmの有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が検出されていたことが1日、分かった。原料となる野菜の残留メタミドホスの基準値の130倍以上で、生活協同組合連合会コープネット事業連合(さいたま市南区)は「通常の原材料の残留農薬とは考えにくい」と話している。

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 コープネットが、食品環境検査協会に検査を依頼し判明した。コープネットによると、高濃度のメタミドホスが検出されたのは、「コープ花見川店」(千葉市花見川区)で購入したギョーザ。ただ、つぶして検査したため、どの材料から検出されたかは不明という。国が06年に導入した残留メタミドホスの基準では、ニラ0・3ppm、キャベツ1・0ppmで、残留濃度は430、130倍。

 コープネットの永井伸二郎・執行役員は「原材料の残留農薬としては非常に考えにくい値。製造工場か流通、販売の過程と考えられるが、特定できない」と話した。

 また、3件のうち、千葉市(昨年12月28日)と千葉県市川市(1月22日)の事件ではパッケージに穴がなかったことが千葉県警の調べで判明した。2事件とも、パッケージは上端部から約2センチ下にある切り口から、横方向に一直線に切断されていた。県警は切れ端も押収し、切れ目にも穴がないことを確認した。【和田憲二、山本太一】

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