食品輸入業者は安全確保を＝中毒事件で政府が連絡会議（時事通信）

2008年02月01日(金) 21時02分

　政府は1日、中国製冷凍ギョーザ中毒事件を受けた関係省庁連絡会議を首相官邸で開き、食品輸入業者に安全性確保を徹底するよう求めた緊急文書を送ることを決めた。福田康夫首相の「第一義的に輸入業者が責任を持って対応すべきだ」との指示を受けた措置。業界団体に安全確保策を報告させ、公報する。
　連絡会議では、岸田文雄国民生活担当相が「首相は強い危機感を持っている。万全の対応を図るため関係省庁間で緊密に連絡を取り、最大限の努力をしてほしい」と指示。関係省庁や国民生活センターの担当窓口を週末も開いて、消費者の相談に対応する方針を確認した。　

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