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2008年02月01日(金) 20時04分

中国製冷凍ギョーザ、韓国でも残留農薬検査を開始読売新聞

 【ソウル=前田泰広】韓国政府は、日本に輸入された中国製の冷凍ギョーザを食べた人に中毒症状が相次いでいる問題を受け、中国から輸入した冷凍ギョーザについて、残留農薬の検査を新たに始めた。

 食品医薬品安全庁によると、韓国に輸入された中国製冷凍ギョーザの中には、日本と同じ製品は含まれておらず、今のところ健康被害の訴えはない。ただ、韓国は昨年、中国の24社から計2654トンの冷凍ギョーザを輸入しているため、問題になっていない中国製ギョーザについても検査する必要があると判断した。

 検査は1月31日に開始。中毒症状の原因とされる有機リン系殺虫剤メタミドホスだけでなく、ほかの農薬も調べている。

 冷凍ギョーザは加工食品にあたるため、韓国では日本と同じく、残留農薬に関する検査はこれまで行っていなかった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080201-00000044-yom-int