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2008年02月01日(金) 18時01分

中国製ギョーザ中毒:北九州市、卸会社立ち入り 回収対象の冷凍食品取り扱い /福岡毎日新聞

 北九州市保健衛生課は31日、ジェイティフーズが回収を始めた中国産冷凍食品を取り扱う市内の卸会社の立ち入り調査を始めた。
 市は同日、ジェイ社が提出した出荷先14カ所のリストを東京都から受け取った。小倉北区の食品卸会社では、市の食品衛生監視員2人が冷凍倉庫の中に入り、保管状態や、他の商品と混入しないよう表示をしているかどうかを確認した。
 同社は、回収対象商品のうちギョーザや野菜巻きなど5商品を市内のスーパーなど50店舗に出荷していた。30日夕の報道を受けて取引先に注意を促す連絡をした。スーパーなどからは「以前食べたが大丈夫か、と客に聞かれた」「回収対象外の中国産冷凍食品も返品したいと言われた」などの問い合わせがあったという。
 冷凍部門の担当者は「製造に手間がかかる加工品は中国産が少なくない。消費者の冷凍食品離れが心配。落ち着くまで時間がかかるのではないか」と話していた。【古川修司】〔北九州版〕

2月1日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080201-00000287-mailo-l40