記事登録
2008年02月01日(金) 16時00分

中国製ギョーザ中毒:県内母娘2人が被害訴え 同じ商品食べ軽症 /宮崎毎日新聞

 中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、県内でもスーパーなど233店が自主回収対象商品を店頭から撤去するなどの対応に追われた。県衛生管理課などによると、31日午後5時現在、県内で1件、2人が吐き気などの健康被害を訴えた。2人とも軽症で、既に回復している。食中毒かどうか調査している。
 県によると、兵庫県で被害が出たケースと同じ「ひとくち餃子」を宮崎市の母娘が食べて下痢などを訴えた。母は26日に、娘が29日に食べ、31日に市保健所に届け出た。
 県教委が県内の30市町村に確認したところ、学校給食に中国産の冷凍食品は使われていないという。都城市給食センターは「中国産の食材は安全性の面を考え、数年前から使用していない」と話した。【中尾祐児、古田健治】

2月1日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080201-00000176-mailo-l45