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2008年02月01日(金) 13時02分

中国製ギョーザ中毒:中国産冷凍食品、スーパー自主撤去 /岩手毎日新聞

 ◇5市町村で給食に使用、被害報告なし
 中国製冷凍ギョーザによる食中毒事件。影響は県内でもおきている。
 盛岡市西仙北1のスーパー「マイヤ」では「お弁当大人気!豚肉の3色野菜巻き」計10点を30日夜に撤去。31日午前10時の開店前にはジェイティフーズの冷凍食品6品目約40点を自主撤去した。発端となった中国の「天洋食品」製造の原料を使ったレトルト食品2品目計15点も、売り場から外した。商品の返品に2人が来店した。食中毒などの苦情はなかった。
 また、県教委によると、昨年5〜12月に花巻▽遠野▽釜石▽九戸▽矢巾——の5市町村の学校給食に「天洋食品」製造の食品計5種類を使用した。健康被害の報告はない。葛巻町と九戸村では、1月31日以降に同社の食品を出す予定だったが、別メニューに変更。
 県教委は31日付で、各市町村教委に学校給食の衛生管理を徹底するよう文書で注意を呼びかけた。【念佛明奈、狩野智彦】

2月1日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080201-00000108-mailo-l03