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2008年02月01日(金) 05時31分

09年GW2回?=祝日法初適用、秋も4連休−46年ぶり皆既日食も・国立天文台時事通信

 来年のゴールデンウイーク(GW)は春秋2回?−。国立天文台は1日付の官報で、2009年の暦要項を発表した。05年の祝日法改正による、2つの祝日に挟まれた日を休日とする規定が秋にも初適用されたため、9月20日〜23日が4連休に。「秋のGW」が生まれることになった。
 年によって日が変わる休日は、成人の日が1月12日(月曜)、春分の日が3月20日(金曜)、海の日が7月20日(月曜)、敬老の日が9月21日(同)、秋分の日が9月23日(水曜)、体育の日が10月12日(月曜)。5月6日は振り替え休日となり、5月のGWは4連休になる。
 また、敬老の日と秋分の日が、平日(9月22日)を挟むため、祝日法の規定が5月4日以外で初めて適用され、22日が休日になり、20日の日曜と合わせて4連休になった。
 一方、09年の日食は2回。1月26日の金環日食は、食が始まってすぐ日没になるためほとんど見られない。7月22日の皆既日食は、鹿児島県の奄美大島北部、トカラ列島、屋久島などで観測可能のほか、日本全国で部分食を見ることができる。日本の陸域で観測可能な皆既日食は、1963年7月(北海道など)以来46年ぶりだという。 

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