2008年02月01日(金) 11時02分

冷凍ギョーザ問題「双日食料」が河北省の工場で調査開始（読売新聞）

　【石家荘（中国河北省）＝牧野田亨】中国製の冷凍ギョーザが日本で中毒を引き起こした問題で、中国河北省石家荘市の「天洋食品」にギョーザを発注していた商社「双日食料」（東京・港区）の担当者２人が１日朝、天洋食品に到着し、調査を始めた。

　問題発覚後、製造元の同社を双日食料が訪れたのは初めて。天洋食品の責任者から事情を聞き、原因究明を進める。

　現地入りしたのは双日食料本社の小林久男・品質保証室長と、双日中国有限公司の宮部敏明・食料部長。小林室長は報道陣に対し、「状況が不明なので、まず（製造現場の）現状がどうなっているのか確認したい」と述べた。

　問題のギョーザは、双日側が天洋食品に発注し、中国で品質や規格のチェックを実施。日本たばこ産業（ＪＴ）の子会社「ジェイティフーズ」（ＪＴＦ）が日本に輸入、販売した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080201-00000013-yom-soci