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2008年02月01日(金) 10時09分

九州でも訴え次々西日本新聞

 中国製ギョーザなどを食べ、嘔吐(おうと)や下痢などの体調不良を自治体に訴え出た人が九州でも相次いでいる。いずれも因果関係は不明。

 このうち、宮崎市では成人女性2人が1月下旬にジェイティフーズの「中華deごちそうひとくち餃子」を食べ、食後に嘔吐などの症状が出たという。2人とも快方に向かっているというが、宮崎県が購入先から同じ賞味期限の同一商品を入手し、農薬検査をしている。

 熊本県益城町でも昨年12月、夕食で「ひとくち餃子」を食べた40代の夫婦と20代の長女、10代の長男が翌日の未明から朝にかけて嘔吐や下痢の症状が出た。また、長崎県佐世保市の保健所に相談した1人は1月28日に「お弁当大人気! 豚肉のごぼう巻き」を食べ、下痢などの症状を起こしたと訴えた。

 一方、九州の各生活協同組合にも同様の訴えが寄せられている。長崎県のララコープには28件(被害人数は不明)、鹿児島県のコープかごしまには33件(同)の相談があったという。

=2008/02/01付 西日本新聞朝刊=

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080201-00000010-nnp-soci