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2008年02月01日(金) 09時47分

県内8社、販売1万超 中国製ギョーザ中毒琉球新報

 ジェイティフーズが輸入した中国製冷凍ギョーザなどが原因とみられる食中毒の発生を受け、この製品と同じ工場で冷凍食品を製造するメーカーなどで自主回収が相次ぎ、県内のスーパーは31日も回収商品の把握や撤去、消費者への対応に追われた。県薬務衛生課によると、県内では同日午後5時半現在、昨年1月以降扱った回収対象商品の販売数は8社で1万1751個、回収数は1356個(12月以前の販売分も含む)あった。
 コープおきなわでは30日から昨年12月以降のジェイティフーズ回収対象商品の購入者に対し注意喚起の電話連絡を入れ、200人態勢で確認作業に当たっている。担当者は「数十件の体調不良の問い合わせがあり、自宅に伺って確認も進めている。自宅に残っている商品があれば回収し、診断書などを基にギョーザが原因かを確かめている」と話した。
 丸大では30日、ジェイティフーズの「中華deごちそうひとくち餃子」「お弁当大人気!豚肉の3色野菜巻き」、味の素冷凍食品の「ピリ辛カルビ炒飯」を回収。31日には返品を求める人のほか、製造元の確認などが多かったことから、すべての冷凍食品の製造工場を調べている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080201-00000001-ryu-oki