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2008年02月01日(金) 06時39分

本紙記者、早くから中国“毒ギョーザ”に警鐘…農薬の実態とは産経新聞

 産経新聞中国総局の福島香織記者が、産経デジタルのニュース・ブログポータルサイト「iza(イザ! www.iza.ne.jp)」の記者ブログ「北京趣聞博客(ぺきんこねたぶろぐ)」に書き込んだ中から食の安全問題を中心にまとめた『危ない中国 点撃!』(産経新聞出版)では、中国国内で流通する残留農薬野菜、“毒菜”の現状についても警鐘を鳴らしている。
 中国では昨年も山東省煙台市などで生産された輸出用農産物のニラ、キュウリなどから基準値以上のメタミドホスなど有機リン系殺虫剤が、しばしば検出された。このほかDDTや666など国内で使用が禁止されているはずの殺虫剤もヤミ工場で製造され、闇ミルートを通じ安価で出回っている。農薬の知識に乏しく怖さを知らない貧しい農民が、罪の意識もなく使ってしまう実態が指摘されている。

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