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2008年02月01日(金) 00時31分

JT、生協幹部ら被害者宅に=花束持ち謝罪−千葉、兵庫時事通信

 中国製冷凍ギョーザによる中毒問題で、輸入販売にかかわった日本たばこ産業(JT)と日本生活協同組合連合会(日本生協連)の幹部らが31日夜、問題発覚後初めて、千葉市稲毛区と兵庫県高砂市の被害者宅を訪れて謝罪した。
 千葉市の被害者宅を訪問したのは、JT人事部長と日本生協連幹部ら。午後7時すぎ、花束を携えて自宅を訪ねた。被害に遭った女性(36)と面会し、「健康被害を及ぼし申し訳ありません。ご回復をお祈りします」と話したという。
 女性と二女(3)は昨年末、ちばコープ花見川店(千葉市花見川区)が販売した冷凍ギョーザ「手作り餃子」を食べて中毒症状を起こし、女性は入院した。
 約30分後に女性宅から姿を見せた1人は「正式に謝罪したのはこれが初めて」と答え、足早に立ち去った。
 JTによると、高砂市の被害者宅には、JT子会社で輸入元のジェイティフーズ大阪支店長らが訪問。被害者の自営業男性と会って、謝罪したという。 

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