千葉県と兵庫県で中国製ギョーザを食べた人が食中毒症状を起こしたことを受け、３０日、多摩地区のスーパーでも、自主回収の対象となった商品などの撤去が相次いだ。
八王子市に本部を置くスーパー「スーパーアルプス」では夕方、問題となっている商品を輸入した「ジェイティフーズ」（品川区）の冷凍食品を、安全が確認できるまで撤去するように各店に指示。同市台町のスーパーアルプス台町店では、ギョーザなど約２０個の冷凍食品を撤去し、「返品に応じる」とした文書を売り場に掲示した。
イトーヨーカドー南大沢店（八王子市）でも午後４時ごろ、店頭に並んでいる、自主回収の対象となった「中華ｄｅごちそう ひとくち餃子」約７０〜８０個すべてを店内の冷凍庫に撤去。この措置は、本社からの指示で行われた。
また、冷凍食品の売り場には「該当食品は絶対に食べないように」とした注意を喚起するポスターがはられた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20080130-OYT8T00789.htm