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2008年01月31日(木) 00時00分

ギョーザ被害 県内でも回収、撤去 県、情報収集に追われる読売新聞

 ジェイティフーズの中国製冷凍ギョーザによる健康被害で、県内のスーパーは同社の商品を撤去。県は職員5人が情報収集に追われたが、これまでのところ、被害報告はないという。

 「生活協同組合しまね」(本部・松江市)が昨年3〜9月、問題のギョーザ約3100パックを販売しており、回収を呼びかける。

 15店舗を展開するスーパー「みしまや」(本部・松江市)には30日夕、問屋からジェイティフーズの商品23品目を撤去するよう要請があった。このうち、「2種のソースのロールキャベツ」「豚肉の3色野菜巻き」の2品目を扱っていることが判明し、全店で撤去。春日店(松江市春日町)では午後6時ごろ、男性店員が、店頭に並んだ2品目の約50パックを段ボール箱に入れて撤去した。

 本部の担当者は「きちんと管理された工場で作っていると思っていたのでショックだ」と話していた。

 消費者も不安を募らせている。松江市東朝日町、会社員永田佳代子さん(36)は「普段から中国製品は買わないようにしているが、有名な販売元なら買ってしまうかも」と話していた。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20080130-OYT8T00828.htm