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2008年01月31日(木) 00時00分

ギョーザ中毒、コープさが3店で販売読売新聞

商品撤去、購入者特定追われる

 中国製冷凍ギョーザの食中毒事件が発覚した30日、県内では「コープさが生活協同組合」(佐賀市)が問題の「CO・OP手作り餃子40個560g」を販売していたことが分かり、同組合は、運営するスーパーからの商品の撤去や、購入した組合員らの特定に追われた。

 組合によると、商品は日本生活協同組合連合会を通じて仕入れ、佐賀市の1店舗と大町町の2店舗で販売。うち佐賀市のコープさが南店では、昨年5月から今月30日までに計221個を売った。戸別配達などを希望する組合員用のカタログにも掲載しており、最近では1月14日からの1週間に55個を配達したという。

 30日は、同連合会からの連絡を受けた夕方以降に3店から商品を撤去。名簿をチェックして宅配した組合員に電話をかけ、食べないように注意を呼びかけた。これまでに被害の報告はないという。

 県生活衛生課は、コープさがが回収した商品の管理状況を確認したほか、県のホームページで注意を呼びかけている。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20080130-OYT8T00864.htm