中国製ギョーザによる中毒で、秋田県では湯沢市など計7市町村で、学校給食に回収対象となっているロールキャベツやポークピカタなどを使用し、のべ約1万1500人が食べていたことが31日、分かった。いずれも健康被害はなかったという。
湯沢市では今月下旬、小、中学校計12校(教員含め計約2900人)で、回収対象のカツを使用したほか、昨年5月と11月にも同計6校(計約900人)でロールキャベツを使うなどしていた。美郷町でも、同計5校(計約1000人)で、少なくとも昨年12月と今年1月の2回、ポークピカタなどを給食に使っていた。
ほかにも、東成瀬村で昨年6月と11月、小学校と中学校(計約230人)でロールキャベツなどを、大潟村で今月24日、幼稚園と小、中学校(計約180人)でカツを使用するなどしていた。