記事登録
2008年01月31日(木) 18時15分

「批判は当たらない」 被害公表時期で警察庁長官東京新聞

 中国製ギョーザによる中毒被害の公表をめぐって、警察庁の吉村博人長官は31日の記者会見で「同じ経路で販売されたギョーザによる中毒事案と確認されたのは30日で、公表が『遅きに失した』の批判は当たらない」との認識を示した。

 千葉県と兵庫県の中毒被害発生を、警察庁が発表したのは30日午後4時すぎだった。吉村長官は「千葉、兵庫両県警の鑑定結果が出たのは29日。30日に両県警から報告を受け、被害拡大を防ぐため公表した」と述べた。

 今後の捜査については「両県警で連携して詳しい鑑定を進め、関係者を事情聴取するとともに、流通経路の解明を進めていく」と述べた。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008013101000507.html