中毒3件、すべてメタミドホス＝千葉市の被害でも検出−県警・中国ギョーザ問題（時事通信）

2008年01月31日(木) 23時01分

　中国製冷凍ギョーザによる中毒問題で、千葉市稲毛区の女性（36）が昨年末に「ちばコープ花見川店」（同市花見川区）で購入したギョーザについて、千葉県警捜査1課は31日、女性が苦みを感じて吐き出した内容物から、有機リン系薬物「メタミドホス」を検出した。
　千葉、兵庫両県で中毒症状を訴え、両県警が捜査している3家族の食べたギョーザ関連物から、いずれもメタミドホスが検出されたことになる。
　同課は、コープ側から女性が手を付けなかった冷凍ギョーザ3個とパッケージなどの提出を受けており、引き続き鑑定を進める。　

【関連写真】〔写真ニュース〕中国高官が「遺憾の意」表明
【関連写真】〔写真ニュース〕中国製ギョーザ問題で厚労省が会見
【関連記事】調査依頼の文章送付ミス=有機リン中毒疑い、保健所に伝わらず-都
【関連記事】昭和基地でも冷凍食品チェック
【関連記事】 34都道府県で400人以上=「健康被害」申告-中国ギョーザ中毒で