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2008年01月31日(木) 16時00分

中国製ギョーザ中毒:生協が1万1667袋販売−−県緊急調査 /広島毎日新聞

 ◇「被害報告はない」
 農薬によるとみられるおう吐や下痢などの中毒症状があった「ジェイティフーズ」(東京都)輸入の中国産冷凍ギョウザについて県は30日、緊急調査の結果を発表した。ジェイティフーズから県内の店舗に納入されたギョウザの状況は確認中だが、県内の生協が同社からギョウザを計1万1667袋購入していた。県内では、今のところギョウザを食べたことによる被害報告はないという。
 県生活協同組合連合会のうち、生協ひろしま▽日立造船因島生協▽県高校生協▽県学校生協の4生協は、07年4〜9月の間、千葉県で食中毒症状があった「COOP 手作り餃子」(40個560グラム)を計1万1667袋購入し、個別宅配していた。現在は販売をしていない。
 また県内のスーパーでも、自主回収対象となった冷凍食品の撤去が相次いだ。今後、県は、広島市保健所を通じてジェイティフーズ広島支店に流通状況を確認すると同時に、自主回収がきちんと行われるかどうか見守るという。【大沢瑞季】

1月31日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080131-00000219-mailo-l34