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2008年01月31日(木) 13時51分

毒餃子で中国当局が捜査開始 日本に「情報提供を」産経新聞

 【北京=福島香織】中国製冷凍ギョーザの農薬混入事件で、中国の国家品質監督検査検疫総局は31日、談話を発表し、「この事件をきわめて重視しており、現在警察当局が立件し捜査を進めている」としたうえで、日本側にも情報提供を要請、製造企業に商品を自主回収するよう指示したことなどを明らかにした。

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 談話によれば、同局は30日午後、製造元の「河北省食品輸出入集団天洋食品」の生産・輸出停止措置をとり、商品についてサンプリング調査を開始、その結果を近日中に公布することを約束した。
 中国側は同時に、日本側に対して、問題の商品の産品名、ブランド名、製造月日や賞味期限などの情報のほか、日本側がメタミドホスを検出したという商品の袋や、被害者の吐瀉(としや)物中のメタミドホス量などの情報を速やかに提供するよう求めた。また、製造企業に対して日本側の輸入企業と連絡をとり、関連商品を自主回収するよう指示したという。
 中国では新華社など国内メディアも今回の事件について、東京発で日本のメディアを引用する形で詳細に報道。中国側が迅速に対応していることなどを伝えており、中国製の食の不安払拭(ふつしょく)に懸命だ。

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