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2008年01月31日(木) 13時49分

京都市教委、給食の献立変更 中国製ギョーザ中毒受け京都新聞

 中国製の冷凍ギョーザによる食中毒事件を受け、京都市教委は31日、ジェイティフーズ(東京)が生産した冷凍食品の使用をしばらく見合わせ、別献立に変えることを決めた。市教委は「給食用に国内で生産されており問題はないが、子どもや保護者の不安に配慮した」という。
 京都市内では、中学校給食の一部で冷凍食品を使用しており、同社から冷凍ギョーザや春巻きを仕入れている。2月7、8日の献立に春巻きやギョーザが予定されていたため、近く献立変更を中学生の保護者に知らせる。市内の中学校給食は選択制で実施されており、1日当たり約8000−9000人が食べている。
 ■「食べないように」店頭告知…イズミヤ
 殺虫剤が検出された中国製冷凍ギョーザを京滋の10店舗で販売していたイズミヤ(大阪市西成区)は31日午前から、問題のギョーザを食べないように店頭告知で呼び掛けるとともに、カード会員には販売履歴で確認でき次第、電話で連絡する。全国の87店舗で2561人の購入者が特定できたという。
 平和堂(彦根市)は同日朝、江崎グリコが自主回収を発表した商品と同シリーズの4品を、ほぼ全店舗で開店前に店頭から撤去した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080131-00000030-kyt-l26