2008年01月31日(木) 13時01分
中国製ギョーザ中毒:県内生協で撤去、回収 県が流通経路の緊急調査 /新潟(毎日新聞)
中国産の冷凍ギョーザを食べた人が中毒症状を訴えた問題で、県内の生活協同組合は30日、「CO・OP手作り餃子(ギョーザ)」などの撤去・回収を始めた。県も同日、流通経路の緊急調査に着手した。【畠山哲郎、渡辺暢】
県総合生活協同組合は、「コープ女池店」(新潟市中央区女池)で昨年11月から同ギョーザ47パックを販売したほか、組合員との共同購入方式で昨年11、12月に「同餃子」と同じ工場で作られた「CO・OPとろ〜り煮込んだロールキャベツ」1467パックを販売した。現在のところ、体の不調を訴えるクレームはないという。
また、「市民生協にいがた」(同市西区)では、共同購入で昨年4月に同工場製造の「CO・OP本場中国肉餃子」253パックを販売したほか、昨年11月と今年1月に同ロールキャベツ計147パックを販売した。いずれも、クレームはないという。
県総合生活協同組合は問題の商品の店頭撤去を行い、回収を始めた。市民生協にいがたでも購入者に個別に連絡し、回収を行っている。
県生活衛生課は、県内の保健所に対応を指示。各保健所は管内のスーパーなどに対し、在庫確認や店頭からの撤去、消費者への告知などを要請した。
1月31日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080131-00000115-mailo-l15