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2008年01月31日(木) 12時49分

京都市が店頭調査 中国製ギョーザ中毒で100店立ち入り京都新聞

 中国製冷凍ギョーザの食中毒事件で、京都市は31日、市内の大手スーパーを中心に店頭に回収対象商品が残っていないか調べるため、立ち入り調査を始めた。
 南区の大手スーパーでは、午前10時に南保健所職員2人が、店員の説明を受けながら冷凍食品売り場で商品を点検。回収対象になった商品は前日夕方以降、撤去していたが、棚に並んだ約300種類の冷凍商品を一つ一つ確認した。
 ■サンプル検査も
 また、中国製商品への不安が高まっているため、対象でない商品も中国産表示がある冷凍食品はサンプルとして回収し、農薬などの残留状況も検査する。他の保健所でも同様の調査を始めており、市内では同日中に約100店舗の調査を終える予定。
 市生活衛生課は「流通経路が判明しておらず、大規模店舗から順番に調査している。各店舗は情報を早く入手し素早い対応をしてほしい。市民も疑わしいものは食べないで」と呼び掛けている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080131-00000025-kyt-l26